一般的なカギの仕組み

一般的なカギの仕組み

カギは皆が同じ構造である訳ではない。日本の鍵メーカーは主にピンシリンダーという構造をし、美和ロックでは独自のロータリーディスクシリンダーという構造を開発している。 鍵穴に正しい鍵を差し込めばシリンダーがクルっと周り鍵を開けることが出来るが、間違った鍵をさしたときはびくともしない、何かひっかかる感触があるのがわかるだろう。その引っかかりとなっているのが、「ピン」または「タンブラー」である。 ピンの数は鍵の種類で多い少ないがあり、縦一列、縦横3列、縦横斜め5列など配列も違います。 鍵の形状は横部分がギザギザの刻みキーのものと、表面がボコボコとたディンプルキーがある。現在はディンプルキーが主流となっており、刻みキーより複製がこんなんでピッキングも難しい為防犯性が高いとされている。このボコボコの部分やギザギザの部分に、鍵の内部で押し出されているピンが丁度良く収まり、ピンの切れ目とシリンダーが合う事で回転させることが出来る。ディスクシリンダーの場合は、ピンが外側にはみ出ており、正しいギザギザ部分に合うことで全てのピンが内側に収まるようにしています。 こう見ると鍵はとても繊細な構造であることがわかる。衝撃で負けてしまうような鍵は鍵としての性能を発揮できないだろう。だが現代の鍵は、強靭な部品をしようした頑丈なピンや不正な道具を侵入させない障壁を試行錯誤し取り付けている。今主流のカギはほぼ、ピッキング行為が出来ないことが安心ポイントだ。

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